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☆ 冬の高取城址散策

2017年 1月 29日 (日)、この「猿石」を見たとき、
城を守るための魔除けとして置かれたものと、勝手に推測していたが、
説明文を読むと少し違っていた。
城築用として明日香から運ぶ途中で置かれたと書かれている。
その真意は分からないが、何か言いたげな口元、見れば見る程、愛着の湧く石仏である。


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吉野行急行に乗り「壺阪山駅」で降りた。よく晴れた冬の朝だった。
国道169号線を渡ると突き当りを右に曲がり土佐街道を歩いた。
時折古い建物が現れ、どことなく漂うのは城下町の雰囲気、
休日なのか出会う人は極端に少ない。


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駅でもらってきた〝てくてくマップ〟を頼りに歩く。
「土佐えびす神社」で一礼し道なりに進むと桜が植えられた砂防公園に到着、
もうすっかり街の外れとなり民家は数える程になっていた。
舗装された細い道を更に突き進む、「黒門跡」と書かれた立て看板、
そして「宗泉寺」との分岐に到着した。


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ここから先はハイキング道となり、史跡・高取城址への道標が現れる。
それにしても静かだ、休日なのに誰一人登ってこない。


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整備されたルートは「一升坂」と呼ばれる坂道となり、少し急登が続く。
右折れ、左折れを繰り返す七曲りを過ぎた頃、「岩屋不動」に立ち寄った。
三体石仏の御不動様に挨拶を済ませると…


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突然現れたのは「猿石」である。
小さいものを想像していただけに、そこそこ大きい石仏に思わず歓声を上げそうになった。
何か書かれているかと思って、裏に回って確認するも読み取ることはできなかった。


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やがて石垣が現れ、「二の門跡」から「国見櫓」に到着した。
二上山が微かに見える程度の視界不良にがっかりすると先を急いだ。
この頃になるとようやく人の声が聞こえるようになり賑わってきた。


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やがて立派な石垣が現れ、城の大きさを物語っている。
立て看板には、明治20年頃まで残っていたと書かれている。
取り壊してから約130年、杉の老木が歴史の証明者なのか…何となく物悲しい。


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日本三大山城の一つである高取城は、もともと大和郡山城の支城の一つだったようだ。
僕は正直、驚いている、これほど大きな城とは思っていなかった。
小さな山城をイメージしていただけに、城全体を把握するにも時間がかかった。
標高583m、こんな高台に城を築くにしても相当な労力が必要だっただろう…
城跡にそんな思いを馳せながら休憩所らしきところで小休止、そして静かに城跡を後にした。
11時過ぎだった。


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下山ルートは五百羅漢を見るため、壺坂寺側に下りることにした。
少し下りると車道があり車が数台停まっていた、直ぐ近くまで車で入れるのだ。
車道を少し下ると階段のハイキングルートがあった。
たどり着いたところは今にも朽ち落ちそうな小さな神社だった。


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神社からは道が続いており、下っていくと壺阪寺大淀古道があった、
その道は五百羅漢へと続いていた。


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突然現れた無数の石仏、
誰が何の為に彫ったのか不明だが、よく見ると斜面の自然崩壊が始まっていた。
残念だ、何とか保存できないものか考えさせられる。


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五百羅漢の横には、現在風の石像が無数置かれていた。
不似合いな風景だった。


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五百羅漢付近、不明瞭なルートがあった、僕はいつの間にか迷走状態になっていた。
GPSを持っていたので道迷いの心配は不用だが、結局あちこちヤブコギして徘徊してしまった。
ようやく脱出すると、車道を歩いて壺阪寺に向かった。
バスが到着していたが、バスには乗らず駅まで歩くことにした。
しかし、ハイキング道を歩くつもりが、気が付くと車道を歩いていたのは自分でも呆れた。


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再び、街に戻り、土佐街道に合流すると「壺阪山駅」到着。
約11Kのハイキングルートは距離的に少し物足りないけれど、
歴史を見るには面白いコースである。
春、秋と季節を変えて散策したいものだと思った。

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kaze2320

Author:kaze2320
和歌山生まれの山育ち、今は奈良在住、
主に地元の金剛山・葛城山近郊の山歩きに加え、
里山散策、ハイキング感覚の古道歩き、神社・仏閣・古刹巡りが中心。

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