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☆ 龍王山城跡から天理ダムへ、更に…

2017年 3月 4日 (土)、手前から耳成山、畝傍山と並び、その向こうに金剛山、葛城山、
更に右に目をやれば二上山、
春霞が掛かった風景は少し幻想的に浮かび上がって、山の稜線がぼんやり霞んでいた。
「好い眺めだ」 僕は、独り言を呟きながら暫く見つめていた。


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3月に入っても、いつもと変わらない肌寒い朝だ。
登山靴を履きザックを担ぐと、少し距離があるJR高田駅に向かった。
30分程歩いて駅に到着、缶コーヒーを飲み干すと7:43分発の奈良行に乗り込んだ。
少しの通勤客と学生、休日とあって車内はどことなくのんびりしている。
金橋、畝傍、香久山…長閑な風景が続く「万葉まほろば線」
やがて柳本のアナウンス、
無人の駅に下車すると構内で態勢を整えGPSをON、東に向かった。


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黒塚古墳を過ぎると国道に突き当たる、
北側か、南側か、少し迷ったが、長岳寺がある北側ルートを選択した。
正面に、龍王山らしき山稜、あれが龍王山なのか…
直ぐに長岳寺の寺門に到着、出迎えてくれたのは2匹の猫だった。


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弘法大師が開いたとされる古刹、長岳寺(ちょうがくじ)、
花の寺としても有名だが、今は静かに春への準備。
境内には入らず、北側にある龍王山(りゅうおうざん)へと続く登山口を目指した。


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ルートは登山口から石仏が続き、信仰の山であることを証明していた。
ネットからコピーしてきた登山地図で方向を確認、GPSで現在位置を確認する作業が続いたが、
このルートはハイキングルート、それほど神経質になることもなかった。
適当な木の棒を拾うと杖代わりにして登った。


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途中のベンチで腰を下ろしていると、お一人の男性が登って来られた。
今日は休日の登山日和、出会う人も多いだろう。
整備された植林の中を登り続けると分岐に到着。
不動石仏の立て看板、迷うことなく分け入ったがブッシュが多い。
南側ルートに合流する直前で、不動石仏を発見、挨拶を済ますとそのまま南側ルートを歩いた。


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山頂付近は階段が多い、檜の植林を一気に駆け上がると

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10時前、広い舗装路に出て北側と南側の合流地点に到着した。

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最後の急階段を登りきると10時15分、龍王山南城跡に到着。
標高586メートルの山頂は南西の展望が開け、奈良盆地が一望できる。
GPSで方向を確認、金剛山は真南に鎮座していた。


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ベンチで休憩しているとお一人の山おばさんが登ってこられた。
簡単な挨拶を済ますと先を急いだ。
合流地点まで戻り北城跡に向かう。
UP/DOWNのきつい散策路を歩き、登り口を見つけ急斜面を駆け上がった。
北城跡は南城跡に比べてだだっ広くて視界が悪い。


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登ってきたルートを下り、天理ダムに向かう途中、直ぐに北城跡への正式なルートがあった。
「何だ、こんなところにあったのか…」
間違って無理やり登ったようである。
時刻は11時、休憩所で、おにぎりを一つ放り込むと更に続く長旅に備えた


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ここから先は舗装路、杖にしていた棒を手放した。
天理ダムに向かってひたすら歩く、やがてダムの上流である。


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ダムの休憩所で再び、小休止、
サンドイッチを放り込むと国道25号線を下った。
S字カーブ、梅の花が見事に咲いて見頃となっていた。


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何度も地図とGPSを確認していたのに、危うく通り過ぎるとところだった。
少し引き返し、桃尾の滝(もものおのたき)に向かった。


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御神体の滝は国道から近かった。
不動三尊磨崖仏が見守る落差23メートルの滝は、
規模としては小さいが、周辺がよく整備されており歴史的にも由緒ある滝だ。


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滝の駐車場の横に大国見登山コースの案内板があった。
僕はここで予定していなかったオプションコースを追加することにした。
時間も余っていたので登った。


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最初から急登の連続、
大親寺を過ぎると平坦なところもあるが、山頂付近は更に急斜面。


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1時15分、大国見山到着。
標高は500Mと低いが、西側の展望が開けており視界良好、
さほど広くない山頂には祠が祭られていた。


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下山は、登ってきたルートを戻った。
登山途中にあった大親寺に寄ってみる。
苔生す緑の絨毯に石仏が並ぶ山寺、長い年月をかけて積み上げられてきた風情、
情緒ある好い寺だった。


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再び、桃尾の滝に下りると国道に出て、滝本町から二本松へと歩き、
石神神宮には寄らず天理駅に向かった。
宗教色の濃い長い商店街を抜けると天理駅到着は3時頃だった。
電車を待つ間、ホームのベンチで菓子パンを缶コーヒーで流し込む、
ぼんやりと改装中の駅前を眺めていた。
少し歩き過ぎた一日だった


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kaze2320

Author:kaze2320
和歌山生まれの山育ち、今は奈良在住、
主に地元の金剛山・葛城山近郊の山歩きに加え、
里山散策、ハイキング感覚の古道歩き、神社・仏閣・古刹巡りが中心。

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