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☆ 冬の吉野、雪の西行庵を訪ねて

2017年 2月 10日 (金)、7時28分、ワンコインを追加して吉野行特急に乗り込んだ。

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指定席に座り込むと隣の座席にザックを下ろす。
僅かな乗客が乗っている車内は静かだ。
ザックに忍ばせていた缶コーヒーを開け、
少しの優越感に浸りながら車窓から飛び込んでくる白い景色に目をやっていた。
時たま、列車の旅に出かけたくなるが、今日はそんな心境である。
高田駅の次は橿原神宮駅、意外とたくさんの方が乗り込んでくるのに驚いた。
吉野口、福神を過ぎる頃には、一面の銀世界、そして雪は降り続いている。
やがて下市口駅に到着、一人、二人…次々と降りていく。
吉野川橋梁を渡ると吉野神宮、そして8:20分、終点の吉野到着。
先頭の車両からホームに降りる、振り返ると…誰も居ない、
終点で降りたのは私一人だった。
駅員の手厚いおもてなしを受けて改札口を出た。
待合室でザックにカバーを掛け態勢を整えると、傘を差しながら冬の吉野散策へと歩き出した。


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ショートカットルートを利用せず、「七曲り坂」を歩いた。
亀のようなスピードで歩くつもりが、
いつの間にか足早になって県道に到着する頃には一汗掻いていた。
2ヵ月も経てば満開の桜、今は雪を被った桜並木が別世界を創り出している。


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県道に出ると、観光駐車場に戻って撮影スポットに寄ってみた。
薄曇りの中から僅かな陽が射して雪も止みかけていた。
写真を撮っていると、車が、1台、2台と停まってカメラマンが出てくる。
皆さん、考えることは同じだ、冬の吉野を撮りに来ている。


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黒門を過ぎると置物が並ぶ土産物店、
この雪なら開店休業、土産物屋も休みだろう…


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銅の鳥居を過ぎると蔵王堂の改修門が見えてきた。

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吉野のシンボル、金峰山寺蔵王堂、いつ訪れても圧倒的な存在感、
ただ、唖然と眺めるばかりである。


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極端に人の少ない吉野の街中を抜け、
中千本から上千本、そしてビューポイントの花矢倉展望台に到着。
遥か向こう、一際大きな白い屋根の蔵王堂が見えて冬の吉野全景である。


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吉野水分神社の門は閉まっていたので、展望台に向かった。

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大峰山脈の北端の稜線に位置する吉野山だが、
そのピークがどこにあるのかは正確には判らない。
恐らく今、休憩している高城山展望台辺りではないかと勝手に推測している。
カシパンを一つ放り込み、ホットコーヒーを飲み、体を少し温めると目的地の西行庵に向かった。


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金峰神社到着、ここまで来ると完全にトレースは無い、
くるぶしまで浸かりながら自分のトレースを付けた。


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春は桜、秋は紅葉と西行法師が過ごしたとされる西行庵、
冬の西行庵も風情があるが、雪が激しくなりのんびりできなかった。
写真を何枚か撮ると歩いてきたルートを戻った。


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下山途中、吉水神社に寄ると、見るからに寒そうに梅が咲いていた。
春は遠いようで近いのだろう。


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帰りも列車の旅を楽しんで帰宅、
あれほど降っていた雪も止んで天気は回復傾向、
のんびりした冬の一日だった。


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Author:kaze2320
和歌山生まれの山育ち、今は奈良在住、
主に地元の金剛山・葛城山近郊の山歩きに加え、
里山散策、ハイキング感覚の古道歩き、神社・仏閣・古刹巡りが中心。

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